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有機栽培米と特別栽培米の違いとは?無農薬栽培、減農薬栽培との比較と、JAS規格の表示

毎日食べるお米。「だからこそ体によいものを」と考える方も多いと思います。

子どもの健康に気を使うママから、ご自身の健康に気を配りたい年配の方まで、安全で安心なお米を探す時に着目したいのが「米の栽培法」です。

そこで安全性が高く、安心できると注目を集めている「有機栽培米」「特別栽培米」「無農薬栽培米」「減農薬栽培米」について、それぞれの違いと特徴についてまとめました。

克服レシピの基本は、見た目対策「混ぜる」と味対策「甘味を引き出す」

子どもの好き嫌いをなくすためには、見た目と味に変化を加えることが基本のポイントです。
嫌いな野菜を「食べなさい」というだけで、いつもの味つけ、いつもの料理では解決しません。

見た目対策 嫌いな食物を「混ぜる」

好き嫌いのある子どもは、「嫌いな食物を見ただけで食べたくない」となりがちです。
子どもは味覚、嗅覚も敏感なので、「これは食べられそうかどうか」、本能的に分けていることも多いのです。

特に子どものうちは、苦味、辛味がある食物に対して、苦手意識が高くなる傾向が見られます。
ピーマン・シイタケ・ニンジン・ネギなど嫌いな子どもが多い野菜は、まず見た目にわかりにくい形状にすることがポイントです。
嫌いな食材を小さく切ったり、すりおろしたりして、子どもが好きな料理に混ぜてみましょう。

ニンジンは甘味と香りが旨味にもなるので、すりおろしてカレーやチャーハンなどに入れるとおいしさもアップします。
シイタケ、ピーマンなどは、みじん切りにして、ハンバーグやカレーなど定番メニューに入れると食べやすくなります。

味対策「甘味を引き出す」

「苦味や辛味があって食べられない」という野菜は加熱をすることが解決策の基本です。
野菜を加熱することによって、中に含まれている水分がとばされ、旨味が凝縮されおいしくなります。
「青臭くて食べられない」という子どもが多い、ピーマン、セロリ、ホウレン草、ネギ、タマネギなども、加熱によって苦味や臭味が減り、甘味が引き出せます。

野菜嫌いの代表格!「ピーマン」を克服するレシピ

調理、下ごしらえのコツ

ピーマン特有の青臭さは、内側にあるワタ(白い筋)と種の部分に多く含まれています。
まずは、ピーマンを縦2つに切り、包丁でヘタとワタ、種を取り除いてください。
ピーマンを繊維に沿って細切りにすることで、さらに気になる青臭さが取り除けます。

ピーマンと豚肉のチンジャオロース丼

ランチにもお手軽な丼物。
多めに作っておけば、パパのお酒のおつまみとしても喜ばれます。

材料(2人分)
豚肉(ロースまたはモモ)・・・ 100g
A 豚肉の調味料
醤油、酒 小さじ1/2
こしょう 少々
サラダ油 小さじ1/2

ピーマン・・・ 2個
赤ピーマン・・・ 2個
タマネギ・・・1/2個

B 醤油 小さじ1
酒、砂糖、 小さじ1/2
塩、こしょう 少々
片栗粉 小さじ1/3
水 大さじ1/2

サラダ油・・・大さじ1

作り方
1 豚肉を細切りにしてAの調味料をもみ込む。
2 下ごしらえした2種類のピーマンと玉ねぎを繊維に沿って、縦に細切りにする。
3 フライパンにサラダ油を入れ熱し、強火で1の豚肉を炒める。
4 豚肉の色が変わったら、玉ねぎを入れ、しんなりしてきたら、さらに2種類のピーマンを炒める。
5 野菜に熱が通って、食べやすい硬さになったところでBの調味料を加え汁気がなくなるまで炒める。
できあがったら、ごはんの上に盛りつける。

レパートリーを増やすには?

ピーマンのヘタとワタ、種を取って下ごしらえし、食べやすい大きさに切って加熱するのが苦味を取るポイントです。
ポイントさえ押さえれば、あとは味つけに変化をつけて、和食、洋食、中華風に仕上げてみましょう。
甘味の強い赤や黄色ピーマンを器代わりにして、中にピラフを入れ、チーズをのせてオーブントースターでこんがり焼いてグラタンにするのもgood。

見た目もオシャレで子どもも喜ぶレシピです。

見た目の対策が勝負! 「ニンジン」を克服するレシピ

調理、下ごしらえ時のコツ

野菜は加熱するより生のまま食べた方が中に含まれている酵素を多く摂取できるといわれています。
しかし、ニンジンは加熱をすることによって栄養の吸収がよくなる野菜です。

ニンジンを細切りにして炒めると青臭さが抜け、甘味が出てきます。
さらに、かつお節と混ぜると、中に含まれる旨味成分がニンジンの青臭さを取ってくれます。

ニンジンと豆腐のシリシリ風

※ニンジンシリシリは沖縄料理で、本来、ニンジンと卵で作りますが、このレシピはニンジン臭さを取るために、かつお節で仕上げるもの。
見た目もきれいで副菜におすすめです。

材料(2人分)
ニンジン・・・ 1本
木綿豆腐・・・1/2個
ゴマ油・・・大さじ1/2
かつお節・・・適量
塩・・・小さじ1/2

作り方
1 ニンジンを千切りにして、豆腐をキッチンペーパーで包み水切りする。
2 フライパンを中火で熱し、ゴマ油を入れてニンジンを入れ、フタをして蒸し煮にする。
3 ニンジンがしんなりしてきたら、豆腐を手で細かく砕いて入れる。
塩を加え、炒めながら水分をとばして、かつお節を入れてできあがり。

レパートリーを増やすには?

ニンジンのにおいが苦手な子どもも多いので、「ニンジン大嫌い」を克服するには、すりおろしてハンバーグや肉団子に混ぜるのがおすすめです。

徐々にニンジンを食べ慣れるようにするには、細切りにして他の食材と炒める。
さらに、トマトケチャップ、カレー粉(辛くならない程度)、チーズなど子どもが好む味つけで仕上げるとレパートリーも増えるでしょう。

応用が効きやすい!「トマト」を克服するレシピ

調理、下ごしらえ時のコツ

トマトは加熱をすることで酸味をとばし、旨味が凝縮されます。

皮と果肉の間に栄養が含まれているので、皮のまま使うのが理想です。
ただ、皮が気になる場合は、直火で表面をあぶり、冷水に取ると簡単に皮がむけます。

パスタ、グラタン、オムレツにも使えるトマトソース

材料(作りおきの量)
トマト・・・500g程度
タマネギ・・・1/2個
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々
ニンニク・・・適宜(子どもが苦手な場合は入れない)
オリーブ油・・・大さじ1

作り方
1 トマトのヘタと皮をむいたものを、ザク切りにする。
2 タマネギとニンニクをみじん切りにし、フライパンを中火で熱する。
ニンニクを入れて炒め、香りが出たところで、タマネギを加えてしんなりするまで炒める。
3 トマトを入れて煮詰めて、とろみが出てきたら塩、こしょうで味をととのえる。

レパートリーを増やすには?

トマトソースはトマト缶で代用してもいいでしょう。

トマトソースを多めに作って冷凍保存しておくと、パスタやピザ、肉、白身魚のソースなど、いろんな料理に使えるので重宝します。
また、トマトソースをスープのベースにして使うのもおすすめです。

火が通せない野菜は!?

「キュウリ」を克服するレシピ

調理、下ごしらえ時のコツ

キュウリに塩をまぶして、まな板の上で転がすと表面のイボイボが取れ、青臭さがやわらぎます。
さらに熱湯にくぐらせるとより食べやすくなります。

ただし、熱湯に入れる時間は短めに。
長いこと熱湯に入れておくとキュウリのシャキシャキした食感がなくなります。

キュウリと鶏肉のバンバンジー

※ふつうは上の材料にトウバンジャンを加えますが、辛味が強いと子どもが食べられないので、ここでは入れていません。
市販のゴマドレッシングで代用してもよいでしょう。

材料(2人分)
キュウリ・・・1本
酒・・・少々
ショウガ・・・1/4かけ
炒りゴマ・・・大さじ1/2
ささみ・・・2本
バンバンジーソース
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
ラー油 大さじ1
酢 小さじ1
チーマージャン 大さじ1/2

作り方
1 キュウリは塩もみをし、熱湯にくぐらせて青臭さを取る。
さらに種の部分を取り除き、細切りにする。
ショウガは千切りにしておく。
2 ささみの筋を取り、塩、酒(分量外)を少々ふりかけ、ラップをして電子レンジで2~3分加熱。
粗熱を取ってから細切りにする。
3 バンバンジーソースの材料をボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
4 さらに1のショウガを3に入れてかき混ぜる。
5 できあがったソースをキュウリとささみの上にかけ、炒りゴマをふりかける。

レパートリーを増やすには?

キュウリは塩もみ+湯通しで青臭さを取り、さらに種の部分を包丁で取り除くと食べやすくなります。
あとはキュウリをみじん切りにして、ツナやチーズなど、子どもの好きな食材と混ぜ合わせ、マヨネーズで味をととのえディップソースも良いでしょう。

キュウリの入ったディップソースは、パンにのせたり、茹でたじゃがいもに混ぜたりサラダの具材として使えます。
キュウリは生のままで食べるのが一般的ですが、細切りにしたキュウリをマーボーナスやスープなどに加え、中華風のアレンジにしてもよいでしょう。
食感を損なわない程度にキュウリを加熱すれば、青臭さを抑えて食べやすくなります。

「甘味の多い食材を選ぶ」という選択肢も

甘味が豊富に含まれている野菜は生でもいける

嫌いな野菜を食べやすくするには、見た目や味つけで変える以外に、あえて「甘味の多い野菜」を選ぶ方法もあります。
フルーツトマトやサラダホウレン草など、青臭さが少なく、甘味が豊富に含まれている野菜は生のままで食べることもできます。

他にも甘味の強い大根の場合、千切りにし、刺身のツマとして。
また、すりおろして焼き魚に添えてもいいでしょう。

キャベツも甘味が強いと生のまま千切りにして、子どもが大好きなトンカツの付け野菜としても良いです。
甘味の多い野菜を使えば生でも食べられるので、野菜に含まれる酵素もそれだけ多く摂取でき、ママにとっては美容効果も効果的に得られるので一石二鳥です。

大人の野菜嫌いも甘味の多い食材で解決

子どもの時から好き嫌いが多く偏食があるまま成長すると、大人になってからの克服は努力を要することも。
なかには「市販の野菜ジュースやサプリメントで必要なビタミンや酵素を摂っているから大丈夫」という人もいるでしょう。

しかし、野菜の栄養素は直接素材から摂るのがおすすめです。
野菜嫌いの人も甘味のある、変わった品種の野菜を口にすれば、苦手意識もなくなり、「おいしい」と感じるようになるのではないでしょうか。

また、甘味の多い野菜を加熱すれば、より一層甘味が引き出され、砂糖を使う量も減ります。
糖質オフにもつながるので、パパやママの健康対策にも役立ちます。